通常であること

地震、怖かったです。
今も怖いし、被災者の方々や被災地の今も含めこれからのこと、考えると止めどなく辛くて悲しくて、無力が空しいです。
でも、家も無地で家族や友人も無事で元気な私は、1日も早く通常に戻りガンガン仕事をして義援金などでの援助、さらに分けられるまで元気を出して何か行動に移したいものです。
 
しばらくは足の震えが止まらず、その後も余震が続くので精神的にも緊張状態が続きました。日中1人で仕事をしているため揺れるたびに気構えをし、地震が怖くて怖くて、ニュースを見てはメソメソ泣いてを繰り返していました。が、いよいよそんな状態にも疲れはじめ、被災地の状況を映像で見ながら、インターネットやTwitterを眺めながらいろいろ考えました。まだ救助も続く中ですが復興までは長期戦になることは明白で、こんなんじゃいかんなと。
 
地震の2日後、日曜日。いつもなら楽しい楽しいバレエのお稽古の日。しかしまだ余震も続いており、停電などで動いてない電車もあります。お稽古はあるのだろうか…先生たちは来られるのだろうか…でも、今は無理にでも通常に戻りたいといいますか、普段やっていたことを普通にやりたいなと強く思いました。
 
さすがに休講するクラスも多い中、電話すると我らが先生たちは開講とのこと! なんともうれしく、こっそり泣きました(もう涙腺が壊れてます)。行ってみると地震など無かったかのようにいつもと変わらない先生たち。今お稽古できることを猛烈に感謝しながら、緊張しまくっていた体を伸ばし汗をかくことは本当に気持ちよかったです。
 
中級クラスは初級クラスよりもさらに人数が少なく通常の1/3程。バーも少ない本数でゆったりと。そしたら先生、「この人数なら今までずっと気になっていたことを徹底的に直せるわね!」「アン・ドゥオールはこうよ!ここまでして!」と、先生2人で1人1人回って見てくれました。正直キツかったですが……
 
いつもよりいろんなことをていねいにやってくれていたように思います。体が強ばっていたせいか、かなり消耗しいつもより疲れましたが、おかげで夜はぐっすり眠れました。
 
先生方もいろいろ大変なことや事情があるかもしれませんが、お稽古に来てくださったことや普段と変わらなかったことにとても救われました。
 
バレリーナ強し!!!
凛としていつも以上にかっこよく見えました!
 
 
小さな私もがんばるぞ!(。-_-)ノ