ボス子の事

10月13日 AM11:20、
番犬として、時には友達として
12年間私たち家族を見守ってくれていた
ボス子が亡くなりました。
 
癌と脳梗塞も併発していたそうで、
排泄ができなくなり、食事が出来なくなり
どんどんやせ細っていき、見ているのも可哀想なほどで…
家族で手術をした方がよいかどうか話し合っていたのですが
父がもうダメかもしれないからと言うので会いに行きました。
 
実際は話で聞いていた以上に衰弱していて、
でも私たちが着くと、立ち上がれない代わりに
しっぽをパタパタと振り喜んでくれている様子。
ぼっちゃん…
 
しばらくボス子を囲んで話をしていると
みんな泣いてしまいそうで、
でもしんみりはしたくなくて…
 
ボス子が亡くなったのはその翌日のことでした。
私たちが帰ってくるのを待っていてくれたのかな…
 
なかなか実家へ帰る機会も減り、
ここ最近は年に数える程になっていたけれど、
それでも、いつも大歓迎で出迎えてくれたボッちゃん。
最後に顔が見れた事が私にとっては良かった事で、
くだらないたくさんの愚痴を聞いてくれ、一緒に遊んだ
とっても優しいボス子には感謝で一杯です。
 
バレエも発表会のお稽古が始まり、
仕事もバタバタとした忙しい日々の中で
ふと、ボス子の事を思い出すと
涙が溢れ出てくるのを止めることができず、
まだ、そんな日々ではありますが、
同時にボス子が守ってくれているようで
ものすごく心強くもあり、
いつも以上に私を頑張らせてくれているような気がします。
父もそんな気がすると言っていました。
不思議なものですよね…
 
これからも私には日常が続き、
いろんな事があると思いますが
精一杯頑張ることをボス子に誓い、
ボス子の冥福を祈りたいと思います。
 
ありがとうボッちゃん。