「優雅さ」とは

今週と来週は代行の先生です。
いつも元気な代行の先生は、
とても楽しくて面白いのですが、難しいのがお好き。
跳んだり跳ねたりがお好き。
 
いつもよりかなり複雑なアンシェヌマン
みんなたじたじで苦笑いです。
 
〈中級クラス〉センター
久しぶりにバレエシューズでやりました。
履きたい人はポアント履いていいよ〜とおしゃったのですが
誰も履く人はいませんでした。なぜなら怖いから…
 
●アダージオ
飛んだり回ったりするパがない踊りはあるかもしれないけど
走ったり歩いたりがない踊りはないから!ということで
「美しく歩く」の練習をしました。
足と共に体や顔もつけると優雅に見えるそうです。
そして優雅な自分に照れないこと!
なるほど〜…照れないことね…
かなり大切なことだと思います。
あと、アダージオはやはり「間」というか「ため」というか
雰囲気?みたいなのが大切だなと初めて思いました。
今更ですが……
 
長いアンシェンヌマンだったのですっかり忘れてしまいましたが、
プロムナードでも優雅ポイント!
一時でもお客様に背中を向けるプロムナードは
ピルエットなどと同じように顔をつけるとよいらしいです。
背中がお客様の方へ向いても、ぎりぎりまで顔を残し
(美しい)横顔を見せて誤魔化しながら
すぐ反対の横顔を見せると。
 
先生が見本で見せてくれて、その違いは歴然でした。
確かに私、体の向きと同じ方を向いていました。常に真正面。
顔がついていないと、ただのカクカクした方向転換みたいな…
カクン…2の方向、カクン…3の方向、という具合。
顔をつけようとすることにより、
多少なりとも頭がぶれないような気がします。
 
そして全体の総評。
 
「踊っている」という意識を持ちましょう!と。
う〜ん、これも確かにそうなんですよね。
パとパを必死でつなげているというか、
ひとつひとつを追うのに精一杯だから、
ぶつ、ぶつ、と動きが途切れいてると…
 
音楽をよく聞いて、ひとつの事に集中しすぎない。
手も動かして、足も動かして、行く方向も考えて…
というのがバレエだから、
ひとつに集中しすぎないのもコツなんだとか!
 
それってすごく難しいです…が、わかる気もします。
なんとなくですが…
今はまだ、長〜いアンシェヌマンについていくので精一杯ですが
先生のおっしゃることはすごくわかりやすいので
来週も頑張ります。