実家犬と実家猫

生後まもなく捨てられてしまったのか、
そもそも野良だったのを保護されたのかは分かりませんが
以前は獣医さんのところにいた仔猫。
実家にやってきて早3ヶ月が経ちました。
獣医さんのところにいたせいか、この猫、全く人見知りしません。
両親は商売を営んでいるので、人の出入りも結構あるのですが
誰が来てもすり寄っていくのでみんなにかわいがられています。

わが家の猫たちとは正反対…
 
そして実家には猫よりもず〜っと前から家族として
愛され続けている犬、ボス子がおります。
幼少の頃から田舎暮らしの両親&おじいちゃんは
中型犬のボス子と一緒に家の中で暮らす、
という発想はみじんも無く
子犬の頃は私たちも一緒に寝たりしたものですが、
基本、雨の日も風の日もボス子は外のお家。
家族として大切だけれど、犬は外じゃ。みたいな…
 
そんな先輩ボス子、
家の中でキャッキャッしているのが気になるようで
様子をうかがいにやって来ました。

そして人見知りをしない猫は
ペロリと舌を出しているボス子をも怖れません。
 
はじめはいいショットが撮れたなぁなんて思っていましたが、
家の中にいる私たち&猫とボス子を隔てているこの窓。
 
どんなに鳴いてもボス子を家に招き入れることは出来ない…
(両親に怒られるので)
このガラス一枚はボス子にとって越えることのできない大きな壁…
決して行くことの出来ない向こう側の世界…(紐でつながれてるし)
 
ふとそう思ったら少し切ないショットに見えてきました。
ボス子も「くぅ〜んくぅ〜ん」と鳴いていたし…
 
もう何十年も家族なのに…猫はまだ3ヶ月の新参者なのに!
 
でも、やさしいボス子は、只今やんちゃ盛りなこの猫と
すっかりお友達のようです。
さすが生きている年数が違います。犬が大きいです。
 
だから、「二匹で遊んでいるんだよ」と言われても
ボス子がからかわれているように見えるのは
気のせいですよね、きっと。