恐怖!羽毛事件

ある日曜の朝、何かが顔にさわさわと触れ
こそばゆくて目が覚めました。
さては猫だなと、少し手を伸ばしてまた寝ました。
 
またさわさわとするので「もう〜…」なんて言いながら
顔にかかるそのさわさわを手で払おうとしたら
感触がなんとも軽い……。
 
「ん?猫じゃないのか?」
 
猫の体でなければ毛でも顔に付いているのかと
今度は掴んでみたところ、
ものすごいふわふわしたものが大量に掴めました。
 
私は猫の毛をボッと抜いてしまったのだと思い
ゾッとして飛び起きたところ、辺りはふわふわの海。
これは猫の毛なの???
 
取り乱しながらメガネメガネ状態でメガネを探し
ピントがあったところでボケた頭では意味がわからない……

事件現場1
 
昨日ベッドに入り…そんで「おやすみ〜」……で? 
そもそもこのふわふわしたのは何なのだ? 毛?
この毛の量…ユーリとノンナはハゲちゃった?
 
猫を見るときょとんとしています。
というか、なんだかチラチラこちらを見て
白々しいくらいに静かです。

事件現場2
 
さてはおまいらだな!
 
でもまだボケ頭はこのふわふわが何なのか分からない。
よ〜く見回してみたところ、布団……?
 
恐る恐る見てみると羽毛の掛け布団がパックリ。
布団を少し動かすだけで散っている羽毛が飛び上がり
それを猫たちが捕まえようと飛び回り、
夫は羽根まみれになりながらすやすやと寝ています…

被害者A
 
この状況、どうしてくれよう…
 
とりあえず掴めるだけ羽毛をかき集めビニールに入れました。
この分だけでもまた戻そうと思いまして。
 
羽根がまとわりつくので(こそばゆいので)シャワーを浴び
後の分は掃除機で吸い込みました。うぅ、まだ眠いのに……
 
掛け布団のカバーを洗ったまま付けていなくて
チラッと羽根が飛び出ていたんでしょうね。
で、それをいじっているうちにどんどん出てきて
ほじくり出したらたくさん出てきて、
猫も何じゃこりゃ!だったんでしょうかねぇ。
 
カバーを付けずに寝てしまった私が悪いのかしらねぇ。
 
ちなみに布団の手術はまだ終わっていません。
傷口開いたままカバーでくるみ放置してます…
かれこれ3週間経ちました。
 
日曜の朝からてんやわんやのこのびっくり羽毛事件の犯人は
果たしてユーリかノンナか…はたまた共犯なのか…
 
猫に聞いても黙秘するばかりで取り調べは平行線。
迷宮入りしそうです。(;-_-)=3