ユーリを探せ!

仔猫はミルクを飲むときに
おっぱいの出をよくするために
お母さんのお腹を押しながら飲むといいます。
 
飼い猫の場合、母猫の代わりに
人間などにもその行為を行うとも聞きます。
 
よく、猫を飼っている人がそのような猫の行為を
「猫がお母さんと勘違いしちゃってさ〜…」などと言いますが、
本当に猫の勘違いなのでしょうか…?と、
勘違いは喜んでいる主さんの方では?と
にわかに思っていましたが、
自分が猫を飼いはじめて思いました。
 
「猫によっては勘違いしているな…」と。
 
おっぱいをハムハム、そしてチュパチュパ…
我が家ではその行為のことを「ハムチュパ」と呼んでいます。
 
 
ノンナの方は、めったに「ハムチュパ」はしません。
 
『クールビューティだから』ということもありますが、
警戒心がもともと強く、今でこそ甘えてきますが
我が家にやってきてしばらくは、私たちにも心開かず
ご飯を食べるとき以外は遠巻きに様子を見ている
という感じでした。
1人が好きで気が付くと暗闇の中にいます。

 
そんなノンナが、たま〜にする控えめで小さなハムチュパは
たまらなくかわいいのです。
 
 
さて、ユーリの方と言えば……
 
もの凄く激しいハムチュパをします。
しかも毎日、何度でもします。
 
それがお母さんだと信じて……。
 
 
ユーリがお母さんだと勘違いしている物。
それは、旦那のお母さんから頂いた「毛布」です。
栃木のジャスコで購入したものだと聞いています。
 
私たちが今でも愛用しているものなのですが
ユーリが大きくなるにつれて私たちも驚きました。
 

仔猫の時には真っ白だったユーリが
どんどん毛布色に染まっていくのです!
 
 
今では、ボケ〜としていると見失ってしまうほどに。

  

 

 
激しくハムチュパする姿を見ていると
ユーリのお母さんも、きっとこんな感じの猫なんだろうねぇと
うっすら切なくなったりもします。
 
毛布だし……これ。
 
 
それと同時に、とっても愛しくもあり……。
 
 
この毛布。
もう、ユー君のお母さんでいいからね。