祈り

2011年も後1ヶ月。
2011年という1年。
会社を辞めフリーになり1年。独り家で仕事をしている時に震災があり、とても怖かった。そして原発問題は未だ収束せず。いろいろな方たちがそれぞれの分野で頑張っていたり、相変わらず腐っていたり。
  
私にとっては「命」というものを考えずにはいられない1年です。
突然の病に見舞われた大切な友人のご家族。震災に遭われた方たちのこと。
先日は友人のご家族に不幸があって。
 
何も出来ない私は寺でも神社でも、行った先に何かあればお祈りしています。
こんなに祈ったことは未だかつてありません。神頼みなんて、などと思っていましたが、手を合わせると不思議と落ち着く自分がいます。こんな時だけの祈りなど、所詮自己満足なのかもしれないけれど、それでもいいからと縋る想い。
 
若かりし頃、入院した時に心の底からやさぐれていたこんな自分のことを想い、同じように祈ってくれた家族や親戚・友人の想いを、本当に知ることが出来た年でもありました。あの当時は自分のことで一杯一杯だったために、邪険に当たってしまったことを後悔したり、それでも私のことを一番に考え優しく受け入れてくれた家族の懐の深さに感謝しまくったりと。
 
これから私に何ができるだろう。私はどうなりたいのだろうか?
 
とりあえずそんなことを考えている日々。