十三人の刺客

戦わなければ、変わらない。


一言でいいますと、凄まじい! 
三池監督、PG12です。
  
トップのあり方…仕える者の志と使命……
いろいろと考えさせられるストーリーでもあり、
純粋に日本の映画、チャンバラの時代劇すごいぞ!という感じもありです。
圧巻なのはセット。
時代劇なのに発想が現代的で古くさくなくて、私は面白いと思いましたが、
往年の時代劇が好きな方などはちょっと…と思うのかな。。。
 
今はCGという技術があり、
リアリティのある絵でギョッとする場面もありましたが(PG12です…)
逆にそのリアリティすぎる絵が、フィクションである話に入り込ませてくれた感じもします。
 
そして何より、男だらけで、男臭すぎてかっこよかった!
女性には到底入り込めない世界なのがちょっと悔しいくらい。
一本筋が通っていて、潔くて、可笑しくて、強くて。
 
役所広司さんがインタビューで「この13人に入れてよかった」とおっしゃっていたのですが
すごくよく分かる気がします。だってこの十三人、すっごくかっこいいんだもん!
映画を見る限り撮影も過酷そうだけど、
そこは男だらけ、出演者は皆男気のある俳優ばかりで、スタッフもプロ中のプロで。
雰囲気が良さそうというか、ストーリーに反して楽しかったのではなかろうか、などと思ってしまいます。
 
かっこいい時代劇!