進化する猫

夜、私たちと一緒に川の字になって寝るノンナに比べ
全然寝てくれないユーリ。
 
夫が本好きなため、
膨大な本たちが寝室の本棚に並べてあるのですが
その本をバタバタと落とすユーリ。
 
たくさんある本の中から、
なぜか私の愛読書『ハッピーマニア』4巻。
なぜなの?
 
床に落としたままでビリビリにされても悲しいので
その都度本棚に戻していると
戻っているのが気に入らないのか、またもや落とすユーリ。
 
ユーリが落とす。
私が戻す。
ユーリが落とす…
私が戻す………
 
こんなことを夜中の3時過ぎにしていました。
いつもはかわゆいユーリなのですが、
さすがに私もイラッときてしまい
ユーリの力で落ちないよう本を足してキツキツしてやりました。
 
ものすごく眠い中、またユーリが落としにやってきたので
薄目を開けて見ているとビヨーンと立ち上がり4巻へ手を伸ばす…
 
でもキツキツなのでユーリの力では落ちません。
少しねばったものの無理だと悟ったらしく
「フンギャッ」と悔しそうに一声鳴いて去っていきました。
 
再チャレンジも、やっぱりダメで「フンギャッ」!
 
立ったときの姿、本を落とそうとしている動作、
悔しがる様を見ていてつい笑ってしまいました。
 
本当に猫なのか?…
 
猫の着ぐるみを着た小さな人のように見えました。

私が何度起き上がっても
熟睡から覚めないノンナも猫っぽくないけれど… 
 
お願い!猫のままでいてほしいニャ。