私のバイブル

shibucha-752008-08-30

またも読み始めてしまった…
 
バレエのバイブル『アラベスク』!
あくまで私の中での話ですが…
 
何度も何度も読み返し、
「またそれ…?」と
旦那さんに言われるほどに。
そして同じところで涙する…
 
バレエをはじめてから知って読み始めたのですが、
これがおもしろい!
1970年代の作品だと知ってますます驚き!
 
嫉妬、葛藤、亡命、同性愛、殺人未遂、死…etc.
ひよっこバレリーナの身にいろんな事がおこります。
 
そんな話が『りぼん』で連載されていたのかと思うとそれもすごい。
もちろん当時の『りぼん』のことは知らないので
私の時代のものと比べてイメージが全然違うので、
昔の少女は大人だったんだな…と驚きです。
 
そして私はその『アラベスク』を
バレエのレッスンの前に読み
モチベーションをあげるのです。
 
プロでもなんでもない私のバレエのレッスンは
1回がせいぜい1時間半くらい。
できない事があったりで多少落ち込む事はありますが
たいして苦しいことなど起こりません。むしろ楽しい。
 
でも頭の中では、壮絶な舞台の主役争いや
先生をとるのか、それとも亡命してまで自分のバレエを見つけるのか…
などなどいろんな厳しい試練を乗り越えて踊る
美しいノンナの踊りと自分を重ねて踊っています。
かなり妄想ですが…。
 
私はノンナ!
レベルも全く追いついていないのに(むしろまだ初心者)
でもせめて手先や脚の出し方などだけでも……と
そんなことを考えるのが楽しいんです。
 
そしてそんな『アラベスク』を描いた
山岸凉子先生は天才だと思います!
 
ちなみに我が家の猫たちは男の子と女の子なので
この『アラベスク』から名前をいただき
ユーリとノンナと名付けました。
 
いつの日かユーリとノンナでパドゥドゥでも☆
なんて…またも妄想。