私のバイブル
またも読み始めてしまった…
バレエのバイブル『アラベスク』!
あくまで私の中での話ですが…
何度も何度も読み返し、
「またそれ…?」と
旦那さんに言われるほどに。
そして同じところで涙する…
バレエをはじめてから知って読み始めたのですが、
これがおもしろい!
1970年代の作品だと知ってますます驚き!
嫉妬、葛藤、亡命、同性愛、殺人未遂、死…etc.
ひよっこバレリーナの身にいろんな事がおこります。
そんな話が『りぼん』で連載されていたのかと思うとそれもすごい。
もちろん当時の『りぼん』のことは知らないので
私の時代のものと比べてイメージが全然違うので、
昔の少女は大人だったんだな…と驚きです。
そして私はその『アラベスク』を
バレエのレッスンの前に読み
モチベーションをあげるのです。
プロでもなんでもない私のバレエのレッスンは
1回がせいぜい1時間半くらい。
できない事があったりで多少落ち込む事はありますが
たいして苦しいことなど起こりません。むしろ楽しい。
でも頭の中では、壮絶な舞台の主役争いや
先生をとるのか、それとも亡命してまで自分のバレエを見つけるのか…
などなどいろんな厳しい試練を乗り越えて踊る
美しいノンナの踊りと自分を重ねて踊っています。
かなり妄想ですが…。
私はノンナ!
レベルも全く追いついていないのに(むしろまだ初心者)
でもせめて手先や脚の出し方などだけでも……と
そんなことを考えるのが楽しいんです。
そしてそんな『アラベスク』を描いた
山岸凉子先生は天才だと思います!
ちなみに我が家の猫たちは男の子と女の子なので
この『アラベスク』から名前をいただき
ユーリとノンナと名付けました。
いつの日かユーリとノンナでパドゥドゥでも☆
なんて…またも妄想。